菅首相の「自衛隊派遣検討」発言、韓国は一蹴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.13 08:20
日本政府が有事の際、南北(韓国・北朝鮮)にいる日本人を救出するために韓国側に自衛隊を派遣することを打診したと、東京新聞が12日報じた。有事の際、自衛隊を派遣し、韓国にいる日本人2万8000人余りを救出するという計画だ。
同紙は「防衛省は1999年の周辺事態法制定を契機に、韓半島有事の際に空港や港があるソウル・仁川(インチョン)・釜山(プサン)に日本政府専用機や輸送機・自衛艦を派遣し、日本人を救出するという計画を練っている」と明らかにした。具体的に日本政府がこうした計画をいつ、どんな形で韓国に打診したかには言及しなかった。
また読売新聞は「日本と米国が97年に日米防衛協力の指針(ガイドライン)を策定、有事の際、韓国にいる日本人の救出計画を協議すると明示し、その後、非戦闘員の避難に関する具体的な計画を作ってきた」と報じた。