米国、軍使用可能な戦略物資の輸出規制緩和を推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.10 14:51
米国が韓国・日本・ドイツなど37の同盟国に対し、軍事的用途に転用できる戦略物資の輸出規制緩和を推進中だと、ブルームバーグ通信が報じた。
米商務省は9日(現地時間)、自国の業界に対し、関連製品の輸出制限緩和を検討してほしいと要請した。これに先立ちロック米商務長官は1年前、戦略物資輸出統制の撤廃を提案して以来、関連規則の解除を積極的に推進してきた。ロック長官は「こうした変化が米国の輸出と国家安保を伸張させるだろう」と話してきた。
商務省の提案について、ワシントン所在の産業通商団体である米国製造業者協会のロビンソン先端技術貿易政策局長は「非常に重要な進展」と評価した。オバマ大統領もこの日、ホワイトハウスで開かれた輸出委員会の会議で、商務省の提案と新しい輸出規則の施行に必要な追加措置について議論した。