北朝鮮をかばって孤立する中国…一歩遅れて深刻性を認識
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.10 08:41
中国外交を総括する戴秉国国務委員(副首相級)が9日、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に会った。中国国営新華通信は、戴秉国国務委員が8日に平壌入りし、北朝鮮の姜錫柱(カン・ソクジュ)副首相に会った後、9日に金委員長と会談し、朝中関係と韓半島情勢について深い対話をした、と伝えた。
◇どんなメッセージを伝えた?=この日の会談の具体的な内容は公開されなかった。しかし北京消息筋は「戴秉国国務委員が北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件後に高まった韓半島の緊張状態を説明し、これ以上状況が悪化しないよう努力してほしいというメッセージを送ったと観測される」と述べた。挑発を自制し、6カ国協議首席代表間の緊急協議に応じるよう促した可能性が高い。