【社説】「統一が近いことを感じる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.11 10:32
大統領の一言は非常に重みがある。一度発した言葉は国政の方向を左右するだけでなく、対内外的に重要なメッセージとして伝えられるからだ。したがって正確な情報と厳密な分析、国政ビジョンを込めて慎重に調整されなければならない。こうした点で「統一が近くに来ている」という李明博(イ・ミョンバク)大統領の発言に注目する。
李大統領は9日、マレーシアで行った同胞懇談会で「統一が近いことを感じる。より大きな経済力を持って統一に備えなければならない」と述べた。また「北朝鮮の住民はもう世界がどのように変わっているかを知っている。これは重大な変化であり、どこの誰も防ぐことはできない」と話した。特に「一日も早く平和的な統一をし、2300万人の北朝鮮住民も最小限の基本権と幸福権を持って暮らせるようにする責任がある」と付け加えた。