あの日、F-15Kとミグ-23が空中戦になっていれば…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.30 09:44
29日、西海(ソヘ、黄海)では米空母「ジョージ・ワシントン」から出撃した艦載機とF-15Kなど韓国軍戦闘機が、敵の航空機を遮断する訓練を行った。北朝鮮との空中戦と精密打撃のための演習だ。
実際、北朝鮮軍が延坪島(ヨンピョンド)を海岸砲・放射砲で攻撃した23日午後、南北(韓国・北朝鮮)間で空中戦が発生する可能性もあった。北朝鮮軍の攻撃直後、空軍のKF-16とF-15Kの4機が非常出撃した。ほぼ同じ時間、北朝鮮軍のミグ-23が5機、西海5島付近で警戒飛行していた。一触即発の状況だった。韓国政府が戦闘機搭載ミサイルで敵の基地やミグ-23を攻撃したとすれば、戦争拡大は避けられなかったという評価だ。
この日、空中戦になっていれば、どういう結果になっていただろうか。専門家らは韓国空軍の勝利で終わっていたと声をそろえる。空軍関係者は「レーダー性能と武装能力、電子装備システムなどで大きな差があり、北朝鮮軍の戦闘機が撃墜された可能性が高い」と述べた。