<北、延坪島 挑発>北の砲撃4分後、F-15K戦闘機6機が出撃したが…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.25 11:35
北朝鮮が23日、延坪島(ヨンピョンド)を攻撃した際、韓国軍の空中攻撃が一度もなかったという点が論議を呼んでいる。金章洙(キム・ジャンス)ハンナラ党議員は24日、国会国防委で、「北朝鮮が2次射撃を始めた際、なぜ戦闘機で報復しなかったのか」と指摘した。
実際、北朝鮮の砲撃が始まった4分後、F-15K(4機)とKF-16(2機)の空軍主力戦闘機が出撃したが、海岸砲を狙った空対地攻撃は行われなかった。F-15Kの2機には射程距離250キロのSLAM-ER空対地ミサイルが搭載されていたが、そのまま戻ってきた。交戦規則のためだ。
1953年に国連司令部が作成した交戦規則は、戦争の拡大を防ぐため「攻撃を受けた場合、対等な武器体系で2倍の対応をする」と、対応攻撃レベルを制限している。砲撃を受けた場合も砲撃だけで反撃できるということだ。