対トルコ原発輸出交渉、合意に至らず…日本が接近(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.15 14:44
韓国金融の脆弱な競争力も交渉チームの活動幅を狭めた。 4基の原発を建設するのに建設費だけで約20兆ウォン(約1兆5000億円)かかる。 このうち70%をPF方式で借りなければならない。 しかし国内金融会社はこうしたPF取引をしたことがない。 結局、外国系銀行に任せなければならないが、手数料を考慮すると利率は上がるしかない。 崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)知識経済部長官は最近、「金利が1ポイント上がれば1000億ウォン以上の損失が出る。韓国の銀行の能力が不足している点が残念だ」と述べた。
こうした中、突然、日本が割り込んできたのが大きな負担になっている アラブ首長国連邦(UAE)原発を韓国に受注された後、切歯腐心してきた日本は、韓・トルコ交渉が真っ最中だった先月、トルコ側に「お金の問題は心配せず、私たちに任せてほしい」と伝えた。 トルコ政府としては韓国との交渉で最大の武器を握ったということだ。