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【社説】韓・EU間FTA、国家競争力を高める契機に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.07 09:30
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韓国が国家競争力と国際的な地位を高められるきっかけをつかんだ。昨日、正式署名された欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)がそれだ。韓・EU間FTAは来年6月末までに双方議会の批准を受ければ、来年7月から暫定発効する。暫定発効といっても正式発効と同じ市場開放効果を持つ。正式に発効されるにはEU27加盟国の同意を受けなければならないが、EU理事会の承認による暫定発効で早期にFTAの効果を得ることになったのだ。EUとのFTAは27加盟国すべてとFTAを締結したのと同じ効力を持つ。人口5億人に国内総生産(GDP)16兆ドルにのぼる世界最大の市場が開かれるのだ。

対外経済政策研究院(KIEP)によると、韓・EU間FTAが発効すれば、韓国のGDPが今後10年間に5.6%増え、最大25万3000件の雇用が創出されるという。FTAで5年以内に工業品の大半の関税が撤廃され、自動車や電子製品など韓国の主要輸出品関税が段階的に引き下げされるからだ。それだけ対EU輸出競争力が高まる。もちろん国際競争力が落ちる国内の農業部門では、EUからの農産物輸入が年間3100万ドルずつ増え、国内農業生産が1800億ウォン(約130億円)ほど減る被害が予想される。しかしこのためにFTAで得られるより大きな国益を放棄することはできない。被害が予想される部門に対する補償と補完対策を徹底的に準備し、積極的な国内説得作業を始め、円満に国会批准同意手続きを終えなければならない。

 
韓・EU間FTAの正式署名は、こう着状態になっている韓米FTAにもテコの役割をすると期待される。オバマ米大統領が最近、ホワイトハウス経済回復諮問会議で「韓国とのFTAは小さな問題ではない。特にEUやカナダが韓国とFTAを終えればなおさらそうだ」と発言した点が注目される。米国が韓・EU間FTA進陟状況を敏感に意識していることを表しているからだ。韓・EU間FTAの批准手続きが円満に進む場合、韓米FTAの推進にも新たな動力が生じるのは間違いない。

仮に韓国がEUに続いて米国とのFTAまでも実現させた場合、二大経済圏と同時にFTAを結ぶ唯一の国となる。この場合、二つの巨大市場の開放で得られる直接的な経済利益が莫大な規模になるのはもちろん、国際舞台で韓国の地位がさらに格上げされる効果も得られるだろう。

このように韓・EU間FTAの期待効果を極大化するには、何よりも国内批准同意を迅速かつ円満に処理する必要がある。農業分野など被害予想部門に対する対策の用意とともに、国民にFTAの内容と期待効果を詳しく説明しなければならない。国会も韓・EU間FTAが持つ重要性を考慮しながら、国益レベルで批准同意案の処理に臨まなければならないだろう。


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