【社説】外国人専門職人材が暮らしにくい国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.04 15:16
苦労して迎えた外国人の専門職人材が次々と韓国を離れていくという。 外国の優秀な人材を採用しようとしても、最初から韓国には行かないという人も多いようだ。 待遇や報酬のためではない。 外国人専門職人材が韓国を避ける最も大きな要因は、不十分な教育環境と疎通の問題のためという。 子どもの教育が心配になり、言葉も通じなければ、給与が多くても韓国に来て暮らそうという決心をするのは容易でない。
こうした事情は国内居住外国人の統計にもそのまま表れている。 7月末現在、韓国で暮らしている外国人は計123万人。 このうち専門人材はわずか4万4000人ほどにしかならず、それも外国語講師が半分を占める。 家族とともに韓国に来た外国人専門職人材は1万5000人にもならない。 一言で韓国は忌避対象国ということだ。