【私の考え…】‘4万ドル先進国’、待てば来るものではない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.12 17:47
韓国は35年間の日本の占領と韓国戦争(1950-53)まで経験した世界で最も貧しい国から、1994年には1人当たりの国民所得1万ドル時代を迎え、経済協力開発機構(OECD)国家になった。 その後、成長のシャンパンをあまりにも早く開けたという指摘が続き、97年に迎えた通貨危機以来、厳しい状況を経験している。 ある人は‘失われた13年’とまで言う。 今後この国を国民所得4万ドルの先進国に成長させて子孫に譲るためには、3つの課題が解決されなければならない。
一つ目、南北(韓国・北朝鮮)問題が平和に安定してこそ経済と社会が発展する。 私たちの意思とは関係なく世界秩序の中で歴史上最も凄惨な同族争いをした傷跡を治癒する必要がある。 いまや中国と日本の間で侵略ばかり受けてきた歴史から抜け出し、アジアの強者に生まれ変わるために、南北は一つにならなければならない。