危機感を感じた政府が景気浮揚のためにあらゆる手段を動員すると発表した。
金融部門の火が実物経済に移っているからだ。16日午後、国際通貨基金(IMF)総会から帰国した姜万洙(カン・マンス)企画財政部長官は、直ちに実務陣の報告を受けて景気対策を協議した。財政部核心関係者は「状況によっていくらでも多様な政策をとることができる」と述べた。財政支出拡大、減税、金利引き下げなど、あらゆるカードを考慮するという意味だ。
政府は財政支出拡大は避けられないとしている。カギはすでに赤字である財政の健全性の問題だ。政府は来年度の予算案を国会に提出し7兆3000億ウォンの赤字補てん用国債を発行すると明らかにした。財政支出を増やせばさらに多くの赤字国債を発行しなければならない。