【噴水台】危機のリーダーシップ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.25 14:27
ウィンストン・チャーチルが首相になったのは戦争の砲火の中であった。オランダ、ベルギーを経て、フランスに進撃するナチス・ドイツの勢いの前にイギリスが怖気づいていた。就任4日後に議会に立ったチャーチルは、決意に満ちた演説で国民に応戦の意志を悟らせた。「私は血と苦労、涙そして汗しか差し上げるものがない。神様がくれたすべての力を尽くし、あの化け物のような敵と争うつもりだ。勝利なくして生存もないので、目標は勝利だけです」