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【噴水台】リトルEU、ベルギー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.17 14:35
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2006年12月のベルギー国営放送RTBF。 正規放送の途中、突然、画面が止まった。 緊急ニュースが流れた。 「北部フランドル地域が独立を宣言し、国王夫妻が海外に逃避しました。 ベルギーという国はもう存在しません」。画面は地方政府の旗を振る群衆と慌しい空港の姿ばかりだった。

 
ニュースは偽りだった。 オランダ語を使う北部とフランス語を使う南部の地域葛藤を公論化するために、放送局が「BBB(Bye Bye Belgium)」という暗号名で2年間準備した仮想放送だった。 いろんな非難が放送局に殺到した。 しかしベルギー人の10人に9人は本当の放送だと考えた。 南北間の長期の反目を知っているため、こういうことはいくらでも起きりうると信じたのだ。

両地域はことごとく衝突した。 お互い負けまいとあらゆる手段を使った。 ついには、南部出身の実力者がフランス語人口の劣勢をばん回するために、アフリカ北部のフランス植民地に住むイスラム教徒がベルギーに移住することを奨励した。 ベルギーが最近、イスラム教徒の衣装(ブルカ)を禁止した裏には、こうした移住政策の政治的意図と功過を繰り返す過程もなかったわけではなかった。

騒々しく争ってもベルギーは欧州連合(EU)のモデルだった。 多文化・多民族がなんとか交流して繁栄を謳歌できるということを見せたからだ。 そのベルギーの首都ブリュッセルはEUの首都の役割を果たした。 EU総本部とヨーロッパ議会もまさにそこに定着した。

ところが最近、そのモデル自体が揺れている。 選挙区の争いが発端となった分離主義の烽火を北部地域が上げたのだ。 反目の溝はいつの時よりも深い。 7月からEU理事会の輪番議長国を引き受けるベルギー首相が来月の総選挙で選出されるかどうか不確実なほどだ。

欧州統合は戦争に苦しんだヨーロッパが永久平和を得ようという道のりだった。 王家の間で婚姻関係を築き、同盟と和親を追求した王朝時代の結婚政策の現代版だった。 問題は、経済危機で生きていくのが難しくなった最近、それとなく離婚を考える国が増えていることだ。 財政危機を経験するギリシャも、その国を助ける他のEU加盟国も、裏では離婚したいという考えが切実のようだ。 ヨーロッパ通貨同盟の不完全性を隅々まで悟ったのだ。 ベルギーも伏兵だ。 ヨーロッパのあちこちに潜伏する分離主義を一気に目覚めさせるかもしれない。 分断した私たちが統一もしていないうちに、世界はまた分裂の時代へと進んでいるのではないだろうか。

許貴植(ホ・クィシク)経済部門次長


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