【噴水台】サイレン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.14 14:53
全南木浦の儒達山(チョンナム・モッポ・ユダルサン)に「午砲台」がある。「午砲」は言葉どおり正午を知らせる大砲だ。1909年に設置されたが、朝鮮の顕宗(ヒョンジョン)時代に制作した先潊砲を使った。一度撃つのに火薬30両がかかったという。時計が大事な時代の公式時報となるわけだ。ソウルは景福宮の錦川(クムチョン)橋が午砲発射台だった。ところで1908年4月1日当時、日本統監府が時差を無視して日本の正午に合わせて午砲を撃つ。我が国の午前11時が正午に変わった縁由だ。