【グローバルアイ】独島も「知識が力」だ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.01 17:30
娘がソウルの公立小学校に通っていた時の運動会の映像を日本人の友達に見せたことがある。 運動場をぎっしり埋めた一学年160人ほどの児童は全員、赤いTシャツに白い鉢巻きをした姿だ。 両手には太極旗(テグッキ、韓国の国旗)を持っていた。 「鬱陵島(ウルルンド)東南側の航路に沿って200里、孤独な島一つ、鳥たちの故郷…」という音楽が流れると、子どもたちがみんなでお遊戯を踊りだす。 曲の最後の部分では全員が一緒に「独島(ドクト、日本名・竹島)は私たちの領土」と叫ぶ。
韓国と北朝鮮についてよく知る友人は「平壌(ピョンヤン)のアリラン祝典のようだ」と話し、別の友人は「太平洋戦争当時の学徒兵の出征式を思い出す」と語った。 サッカーが好きな友人は「運動会でレッドデビルズ・マスゲームをしている」と冗談っぽく言った。