【時視各角】儒教は「アジアの世紀」に通用するのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.02 16:59
1月に公開された映画「孔子」は、中国でも映画「アバター」に押された。 しかし映画の成敗に関係なく1979年の曲阜の孔廟再建など、中国で儒教の復活は大勢だ。 各級学校で儒教経典が読まれている。 知識人・学者の多くが儒教に改宗(?)している。 一部の人は儒教を政治改革の手段や共産主義・民主主義に代わる理念として期待している。 孔子の名前が入った中国語教育機関「孔子学院」が全世界88カ国に282校も設立された。 知識人の中には「儒教を国教とすべきだ」とまで主張する人もいる。 康有為(1858-1927)の夢は叶うのだろうか。 改革活動家の康有為は、儒教を国教として全世界に広めるために儒教アカデミーを海外に設立しようと主張した。
国教でなくとも、中国政府と儒教の関係がいかなる形式であれ公式化される可能性が高い。 中国政府と儒教の間に連結が生じれば、これは中国だけでなく、国際関係に途方もない変化をもたらすという点を予告する。