【社説】北の核放棄決断ない6カ国協議は無用の物
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.02 13:31
2008年12月以後、中断状態にある6カ国協議がすぐにも再開される方向で進むもようだ。ワシントンを訪問した政府高位当局者はおととい特派員たちと会って「最近の情況から見たとき、近いうちに6カ国協議が再開される可能性がある」とし「時期で見たら3、4月ごろのようだ」と述べた。会談が再開し、北核問題が解けるという保障はないが、今のようにずっと手放していることもできない。時間が経つほど問題解決は難しくなるからだ。1日も早く会談を再開し、交渉の動力を生かさなければならない。
北朝鮮は自分たちの体面を生かしてくれれば会談に復帰することができると先平和協定論議と国連制裁解除を要求していると言われる。6カ国協議再開前に朝米高位級接触を持とうという意もほのめかしている。「6カ国協議は永遠にない」と交渉テーブルを蹴飛ばした時はいつで、今になって体面の話をするのは厚顔無恥だ。非核化に進展がない状態で平和協定から論議しようということもつじつまが合わない。制裁解除は国連安保理の所管だ。