【金東鎬の日本リポート】今度は消費の主役に…帰ってきた‘団塊世代’
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.19 11:40
日本で1947-49年に生まれた人たちを「団塊世代」という。経済評論家の堺屋太一氏が76年、「団塊世代」という小説で使った言葉だ。土の塊りのように固まった世代として、社会全般に新しい現象を起こし影響力を及ぼすという意味で、こうした名前が付けられた。
団塊世代はこれまで新しい風を起こしてきた。800万人にのぼる団塊世代が小学校に入ると、教室の増築ブームが起こり、中学校に入る頃には教育ブームを起こして「入試地獄」の主人公になった。貧しい時代を過ごした団塊世代は高校卒業後、大半が産業現場に入った。大学進学率は15%にすぎなかった。