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小沢氏の誤算で鳩山政権に危機(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.15 07:48
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◆鳩山政権に打撃=鳩山首相は14日、「幹事長交代の計画はあるか」との記者らの質問に、「ない」と答えた。しかし政権運営への影響は避けられなくなった。野党の自民党が18日から150日間にわたり開かれる通常国会で小沢氏の政治資金疑惑に対する総攻撃に乗り出すことにしたためだ。自民党は13日から「小沢資金疑惑真相調査団」を稼働したのに続き、小沢氏に対し「議員辞職勧告決議案」を提出することも考えている。

野党の攻勢が力を増せば、多くの選挙公約が盛り込まれている今年の予算案と永住外国人への地方参政権付与法案の通過など、民主党が力を入れている政策の漂流も避けられない。民主党の圧勝が予想されていた7月の参議院選挙でも野党の攻勢を防げなければ議席の過半数獲得が厳しくなりそうだ。読売新聞の世論調査では、国民の91%が「小沢氏の説明に納得できない」と答えるなど、“闇将軍”に対する世論も否定的になっている。

 
◆小沢氏の政治生命に危機=検察はすでに容疑を立証できる証言を小沢氏の元秘書の石川知裕議員らから確保しているという。石川議員の秘書だった金沢敬は14日に自民党が開催した討論会に出席し、「(小沢先生の指示により)昨年3月初めに石川議員の事務所などで数十点の政治資金関連の証拠資料が持ち出され隠蔽された」と暴露した。小沢氏は現在すべてのスケジュールをキャンセルして沈黙を守っている。“小沢チルドレン”など民主党議員らも傍観するだけだ。


小沢氏の誤算で鳩山政権に危機(1)

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