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日本の検察、小沢氏の事務所を一斉捜索

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.14 10:10
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日本の東京地検特捜部が13日、政界最高の実力者である小沢一郎民主党幹事長の個人事務所と資金管理団体など5カ所を電撃強制捜索した。

強制捜索はこの日午後、東京都内にある小沢氏の政治資金管理団体陸山会と個人事務所など5カ所で同時に実施された。検察はこの団体に政治資金を提供した建設会社の鹿島建設東京本社と東北支店にも捜査官を送って強制捜索を行った。この日の捜索は事前通報なしに行われた。検察は6日、小沢氏に出頭を命じたが、今まで応じてこなかった。陸山会は長い間、小沢氏の政治資金を管理してきたが、彼の個人の金を含み、これまで出処不明な24億円の資金を政治献金の名目などで管理してきた疑惑がもたれてきた。検察はこのうち16億円相当は小沢氏が入出金に直接関与した事実を明らかにしたと日本メディアが13日、報道した。

 
検察は石川知裕衆院議員ら小沢氏の元秘書たちを検察に召喚し、疑惑を立証できる根拠をかなり確保している。石川議員はこれまで検察で「小沢先生に2004、2005年にそれぞれ4億円を受け取った」と述べたと時事通信が報道した。しかし小沢氏は「政治には金がかかるものと決まっている」とし「資金管理は秘書たちがすべて処理してきた」と疑惑を否認している。

そうして元秘書たちから食い違った供述が相次ぐと、検察は小沢氏に直接、話を聴く必要があるので調査に応じるよう伝えた。小沢氏は1週間、沈黙を守り、12日、記者会見を自ら要望し、疑惑に対して謝罪した。検察が電撃強制捜索を実施したのは事情の刃を小沢氏にぐっと向けながら容疑を最終確認する手続きに入ろうとする措置と見られる。検察が2008年12月、陸山会に対して捜査に着手してから1年1カ月だ。検察は当時、陸山会が2003~2006年、西松建設から3500万円の不法資金を受け取ったという疑惑を明らかにし、昨年3月、陸山会の大久保隆規秘書官を電撃逮捕した。当時、容疑をかたくなに否認した小沢氏は秘書官が逮捕されると2カ月後の5月初め、民主党代表職から退いている。

小沢幹事長は慣例を壊して天皇を中国の習近平国家副主席と面談できるよう主導し、日本の保守勢力から強い反発を受けてきた。先月、小沢氏の事務所には銃弾の入った封筒が送られた。


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