【社説】相次ぐ国会議員補佐官の不正、根絶すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.08 13:30
国会議員の補佐官ら4人が検察の捜査を受けている。建設会社から融資の満期延長を依頼され、8000万ウォン(約650万円)の賄賂(わいろ)を授受した疑いだ。これらが補佐する議員は企画財政委員会と政務委員会に所属している。銀行など金融界を扱う「肝心」な常任委だ。銀行側は融資の満期を延長したという。
ついに補佐官まで直接利権に介入したということだから、元々汚されていた「議政歪曲」のリストに新しい項目が追加されたわけだ。懸念が増す理由は、議員補佐官が国政に及ぼす影響のためだ。それらは立法・政策・地方区の活動などで議員の活動を全的にサポートする。議政という本流を成す支流がまさに補佐官、という図式なのだ。