【時論】終わりのない研究開発で原発技術を確保すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.30 15:58
韓国が中東地域の最初の原子力発電所建設プロジェクトをアラブ首長国連邦(UAE)から受注することになった。 大韓民国建国以来、単一規模では最大金額となる200億ドルの原発プラントを輸出することになったのだ。 今月初め、5メガワット級の研究用原子炉をヨルダンに輸出することになり、原子力研究開発の開始から50年目にして初めて原子力プラント輸出をすることになったが、今回、商業発電用の原子炉を輸出することが決まったのだ。 UAEの首都アブダビから西に約330キロ離れたシーラ(Sila)地域に建設される原子炉は、韓国標準型原発である1400メガワット規模の加圧軽水炉APR-1400で、新古里(シンゴリ)3・4号基と同じだ。
韓国は今回の事業を受注したことで、米国・フランス・ロシア・カナダに続く5番目の原発輸出国になった。 今回のUAE原発事業の受注は、米国のウェスチングハウス、フランスのアレバ、日本の日立・東芝・三菱、ロシアのロスアトム、カナダ原子力公社など原子力先進国との激しい競合の末に成し遂げた快挙であり、その意味は大きい。