原発輸出に残された課題 「技術の自立」を急ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.30 08:36
韓国は27日、史上初めて400億ドル規模の大型原子力発電所建設・運用事業を受注した。政府と専門家は第2、第3の海外受注が続く可能性が高いと期待感を表している。しかし原発輸出の未来は決してバラ色一色ではないという指摘が出ている。解決すべき課題が残っているということだ。
5%足りない技術の自立と人材の不足が問題だ。現在、韓国の原発技術自立度は95%。「冷却材ポンプ」という特殊設備、原発総括制御施設、原発設計用ソフトウェアの一部の3つを除いてすべて国産化している。しかしこの5%が決定的な問題として作用する可能性がある。発注国がこの部分の技術移転を要求すれば、韓国は源泉技術を保有する国・企業の許諾を受けなければならない。許諾がなければ対応できない。