北朝鮮、「金大将の配慮金」名目で新貨幣500ウォンずつ住民に支給
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.22 07:47
北朝鮮が「金大将の配慮金」名目で住民1人当たり新貨幣500ウォン(約2300円)ずつ支給していると、日本の時事通信が21日報じた。「金大将」とは、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者とされる三男キム・ジョンウンを指すとみられる。
時事通信は、日本の非政府組織(NGO)団体「救え! 北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」が入手した北朝鮮労働党委員会の宣伝文を引用し、「すでに一部の住民には配慮金が支給されている」と伝えた。500ウォンは北朝鮮4人家族の1カ月分の生活費に相当する金額。