【寄稿】OECDと韓国のグリーン成長戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.18 16:44
多くの先進国が韓国発のグリーン成長に大きな関心を見せている。 最近、経済協力開発機構(OECD)でグリーン成長の関連議論が本格化し、世界経済秩序がグリーン成長を中心に改編される可能性が見えてきている。 OECDは、新しい世界経済秩序が形成される転換期が訪れる度に規範と制度を設けて政策を先導してきた。 1980年代以降は世界の経済構造改革と多者間の貿易自由化に寄与し、90年代には知識基盤経済の枠組みを形成するのに主導的な役割を果たした。
今年6月、OECD閣僚理事会は「グリーン成長宣言文」を採択した。 この宣言文によると、OECDは各国のグリーン成長努力を政策的に支援できるよう「グリーン成長戦略」(Green Growth Strategy)を打ち出すことにした。 9月に開催されたピッツバーグ主要20カ国・地域(G20)首脳会議でも、来年の首脳会議までにグリーン成長戦略を報告するようOECDなどに要請した。