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江陵を「低炭素・グリーン都市」に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.16 11:34
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江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)を世界的な低炭素・グリーン都市に育てるための基本構想案が発表された。

 
環境部は最近、ソウル・ロッテホテルワールドで「低炭素・グリーン都市の国際セミナー」を開き、グリーン技術を適用して産業と観光の発展を図る「グリーン成長型の都市」を造成すると明らかにした。

国土研究院のワン・グァンイク責任研究員が公開した基本構想によれば、環境部と江陵市は2012年まで鏡浦洞(キョンポドン)付近の敷地(1753万8000平方メートル)にグリーン交通など6分野の事業を進め、人口2万人にのぼる低炭素・グリーンモデル都市を造成する。

交通分野では、39キロにのぼる自転車道路に500台のUバイクを運営し、韓国科学技術院(KAIST)が開発したオンライン電気バスを鏡浦~烏竹軒(オジュクホン)区間(11.15キロ)に導入する。沙川(サチョン)~江陵港区間には小型の軽電鉄も運営する。

また新・再生エネルギーの活用に向け、廃棄物固形燃料(RDF、Refuse Derived Fuel 家庭で捨てられるゴミなどの廃棄物を固形燃料にしたもの)発電所や太陽光、太陽熱を備えた35万平方メートルにのぼる実証テーマパークが建設される。海水の熱を用いた集団エネルギーの施設や埋立ガスを利用する熱併合発電所も設置する。

既存のビル4165世帯のうち、住宅など499棟に新・再生エネルギーを普及し、必要とされるエネルギーを自主的に生産する200棟のパッシブハウス(passive house、高断熱と自然エネルギー活用でエネルギーの浪費を最少化した無暖房住宅)を建てる計画だ。江陵市は2012年まで第1段階事業を行い、「新・再生エネルギーの実証テーマパーク」づくりなど第2段階事業は2016年に終える予定だ。

崔明熙(チェ・ミョンヒ)江陵市長は「韓国内のグリーン都市モデルにとどまらず、世界的なグリーン成長型の都市にしたい」とした後「都市が造成されれば、およそ1000人の雇用が創出され、観光客197万人が増えるなど地域経済への寄与も期待できる」と話した。

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