【時論】韓米FTAの発効、今が機会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.18 12:04
オバマ米大統領が今日、韓国を訪問する。今回の韓米首脳会談では北朝鮮の核問題など両国の諸懸案が協議される。そのうち07年6月に締結して以来、2年5カ月間も眠っている韓米自由貿易協定(FTA)が発効につながる重要なきっかけになるものと期待している。今年1月の就任後、依然として国民から高い支持を受けている多数党の民主党を背景に、オバマ大統領が韓米FTAの批准を強力に要請する場合、議会の批准が可能なものと判断されるからだ。
これまで米国内でFTAなど通商関連懸案は最大の政治懸案である医療保険改革法案やアフガニスタン派兵問題により、後回しにされてきたのが事実だ。しかし最近、医療改革法案が下院で可決し、オバマ大統領の政治的スタンスもより拡大された。FTAなど通商関連懸案を進める余裕もできたと評価されている。また、米議会や業界内でも韓米FTAの批准に向けた友好的なムードが作られつつある。