年間50万人の観光客訪れる「風の町」・岩手県葛巻町
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.18 09:27
東京から新幹線で2時間40分、さらに車に乗り換え30分かかる岩手県の小さな山村、葛巻町。海抜400メートルを超える山の上にあるため風が強く「風の町」と呼ばれる。先月初めにここを訪れた時も背後の山にそびえる風力発電機15基が力強く回っていた。
2900世帯7800人が住む葛巻町は、乳牛を飼育する酪農が主要産業だ。交通も不便でスキー場やゴルフ場はもちろん、温泉もないいなかの町だが、毎年50万人以上の観光客が訪れる。風力だけでなく太陽光、バイオガスプラントなど多様な新再生可能エネルギー施設をすべて見られる「環境の町」であるためだ。