韓国側5900発射撃 … 北追加対応どうしてなかったか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.12 08:51
10日西海(ソヘ・黄海)大青島隣近海上で発生した南北海軍間の交戦(大青=テチョン海戦)には解けない疑問が3つある。北朝鮮が勝算のない戦闘で韓国の高速艇に向けて照準射撃で挑発したのがそのひとつだ。北朝鮮海軍は1999年1次延坪(ヨンピョン)海戦以後、韓国海軍を非常に恐れているというのが軍情報当局の分析だ。1次延坪海戦時、北朝鮮警備艇から先に小銃で海軍高速艇チャムスリ325を攻撃したが、結果は北朝鮮海軍の惨敗に終わった。北朝鮮警備艇1隻は延坪島隣近海に沈み、ほかの1隻はやっと牽引されて北に戻った。
当時、北朝鮮の敗戦した理由は南北艦艇の武器体系が完全に違ったからだ。南北艦艇間の格差は今も変わらない。それなのに北朝鮮は挑発をしてきた。その上に今回の大青海戦時は南北艦艇が3.1キロ離れていたが、北朝鮮は数的に劣勢だった。北朝鮮警備艇1隻に対抗した韓国軍高速艇編隊の戦闘力は4倍以上だという。北朝鮮警備艇が50発を撃つ間に韓国側は5900発を射撃した。北朝鮮警備艇は争えば敗れるほかない状況だった。