米、6カ国協議テーブルに北朝鮮を導けるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.23 07:55
李根(リ・グン)北朝鮮外務省米国局長とソン・キム米国側6カ国協議首席代表が来週、米国で接触することが確実視される。李局長は今月末、米国を訪問し、サンディエゴで開かれる東北アジア協力対話(NEACD)とニューヨーク北朝鮮問題シンポジウムに出席する予定だ。米国務省高位当局者は21日(現地時間)「6カ国協議首席代表であるソン・キム対北特使が2つのシンポジウムに出席する可能性が高い」と述べた。北東アジア協力対話は米カリフォルニア大学傘下「世界紛争及び協力研究所」主催で6カ国協議参加国外交・国防部官僚と学者たちが出席した中、26~27日の2日間開催される。ニューヨークシンポジウムは、全米外交政策協議会(NCAFP)とコリアソサエティー主催で韓半島専門家たちが出席した中で30日に行われる。
国務省の当局者が米政府関係者を具体的に推挙したのは今回が初めてだ。こうした内容は普段の発言性向から推測して事実上決まったものとみられる。ジョージ・ブッシュ政権時から対北交渉を担当してきたキム代表を派遣することにしたのは、今回の会議を朝米二者対話のための準備交渉として活用するという米国側の意志とみられる。これによって2人はスチーブン・ボズワース対北政策特別代表の訪朝時期と日程、訪朝時の協議議題などをめぐり調整作業に入るものと予想される。