危機はチャンス…生き残るグローバル企業の支配力がより強化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.10 10:08
世界最大の自動車メーカーのトヨタ自動車は、金融危機以降にスタイルを変えた。危機にも揺らがない強い会社とされていたが実際にはそうではなかった。今年トヨタの自動車生産台数は昨年より28%、販売は18%減少する見通しだ。2008会計年度に4369億円の営業赤字を出した。創立70年で初めての赤字だ。
トヨタは金融危機以降に生産を減らしながら非正社員の3分の2を解雇した。コスト削減のため一部生産ラインはまだ稼働していない。最近回復傾向を見せ今年15万台の増産計画を発表したが、政府補助金と減税優遇でハイブリッドカーだけが好調なだけで、一般車両の販売はまだ不振が続く。米国の自動車産業は金融危機で破産保護というカンフル剤に頼るなど激しい被害を見せた。