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【ニュース分析】「苦言」呈しても必要な人物を起用

2009.09.04 07:53
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李明博(イ・ミョンバク)大統領の隠されたカードは「鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相」だった。

鄭雲燦氏は現政権初期から継続的に首相候補に取りあげられてきた。それにもかかわらず実際鄭氏が内定すると、与党では「破格」との評価が出ている。

 
なぜ破格か。鄭氏はこれまで「李明博政権」と距離を置いてきた。特に李大統領の主要アジェンダといえる4大河川再整備事業などについて「土木建設を中心にした、かつてのパラダイムに近い」という批判も厭わなかった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が3日、鄭氏の首相内定を発表し「これまで経済批評家として建設的な代案と助言を惜しまなかった経験が、より肯定的に働くだろう」としたのもこのためだ。

青瓦台の首席ら一部も「鄭氏が首相になればかつての立場を変えねばならないが、容易ではないだろう」とした。しかし李大統領の最後の選択はこうした参謀らの意表をついた。それなら、なぜ鄭雲燦氏か。青瓦台の主要当局者は「李大統領は中道実用や庶民に配慮した政策、国民統合、経済回生など国政の主要アジェンダにおける適任者を選び、鄭氏も苦心の末、首相に内定した」と説明した。

鄭氏は07年、野党民主党で大統領選候補にまで取りあげられた。保守よりは進歩のイメージが、安定よりは変化と改革のイメージがより強い。青瓦台の説明によると、鄭氏の歩んできた道が、最近李大統領が掲げる「中道実用主義」や「庶民に配慮」という基調と一脈相通ずる。鄭氏も3日、記者懇談会で「競争を促すものの、取り残された人に温かく配慮するという点では、李大統領と私の認識は異ならない」と話した。

鄭氏が忠清(チュンチョン)出身で、温和な人柄である点も、李大統領が努めてきた「国民統合と地域和合」の側面から高い点数を受けた。ソウル大総長として見せてきた行政・組織管理の能力、経済学者としての実力は、李大統領が日常の行政業務や政策業務を鄭氏に一任し、より大きな国政課題に没頭できるようにする補完の長所がある。

鄭氏を内定することで李大統領は「統合」「変化と改革」「中道実用」という自らのスタンスもよりしっかり固められるようになったわけだ。李大統領が「次期大統領選の候補グループ」の一人に鄭氏を抜てきしたという見方も出る。与党の主流派では、これまで朴槿恵(パク・クンヘ)元代表に対抗できる「潜在の候補グループ」を育てねばならないという意見が広がっていた。

このため今後同氏の「首相としての取り組み」が政界の少なくない注目を集めることになった。議員3人を長官に任命、これまで距離を置いてきた汝矣島(ヨウィド 国会議事堂がある所)政治との疎通を強めたのも、李大統領の従来の人事スタイルから脱したものだ。青瓦台高官はこれについて「李大統領が“経済大統領”または“外交大統領”から“政治大統領”に変身中だ」とまとめた。


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