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【コラム】宇宙発射体の開発、パラダイム変えるべき

2009.08.27 10:19
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25日、歴史的に残る宇宙ロケット「羅老(ナロ)」の打ち上げがあった。第1段ロケットのエンジンが正常に作動し、ロケットは力強く上がった。しかし発射から約1時間後、科学技術衛星2号が軌道に乗らなかったことが伝えられ、国民を失望させた。

政府はロケット上段の衛星を覆うフェアリングが片方しか分離しなかったと発表した。結局、フェアリングの重さのため衛星を軌道に乗せるのに必要な速度が出なかったということだ。この場合、衛星が宇宙で円形・楕円形の軌道を描くことができない。したがって韓国の衛星はほう物線状に落ち、大気圏で摩擦熱によって消滅したと予想される。

 
商用ロケット市場では衛星を目標の軌道に乗せられなければ打ち上げは失敗と見なされる。しかし「羅老」はすべてのシステムと部品を新しく開発した。初めての試験飛行という意味だ。試験飛行では、衛星を軌道に乗せることに劣らず、ロケットの技術を検証するのも重要な目標だ。今回の「羅老」打ち上げで1段液体推進機関、2段ロケットの点火・分離、衛星の分離などの最小限の機能は検証されたわけだ。ただ、フェアリングの分離がうまくいかなかったのだ。この問題は政府事故調査委員会の詳細技術分析を通して正確な原因が明らかになるだろう。

韓国は技術的な限界から1段目の液体ロケットエンジンをロシアから導入した。自立的な国内宇宙発射体技術の蓄積が非常に難しく、したがって日程に合わせることもできないからだ。打ち上げの運用を独自ですれば途方もない試行錯誤および失敗を経験するはずだ。とにかく今回の打ち上げを通して青少年に国家の自負心を与えられなかったのが非常に残念だ。さる数カ月間または数年間、南端の宇宙センターで黙々と努力してきた研究陣にも慰労を伝えたい。

しかしここであきらめることはできない。このためにはまず宇宙ロケットの開発で発想の転換が必要だ。ロケットエンジン技術は民軍兼用だ。海外技術導入には制限が伴うしかない。エンジンシステムの単純導入を通した技術獲得にも限界があることを今回確認した。「羅老」の発射体も2度の打ち上げ後には自国の手で再生することはできない。もちろん「羅老」発射体開発事業を通して、発射体システムの組み立てと試験技術、発射運用技術、発射場構築技術などは学んだ。しかし核心である第1段大型ロケットエンジンの開発技術がない限り、韓国の発射体開発自立技術確保は望めない。

したがって次世代発射体のKSLV-II開発計画はより合理的かつ現実的な接近が要求される。何よりも自国の技術能力・経験・人材およびインフラ構築現況などを考慮しなければならないという点だ。技術的に不可能な日程にこれ以上こだわる過ちを犯してはならない。10年以上の長期開発プロジェクトであるだけに、段階別の成果分析を通して事業の推進についても判断しなければならない。単発性の打ち上げではなく信頼性を確保した発射体とエンジンの開発が必要だ。その後の商用化戦略も立てなければならない。

いまや宇宙開発自立能力をどのように発展させるかを真剣に悩まなければならない時期だ。アピール式の事業はやめて、源泉技術を確保しなければならない。1-2回の打ち上げで成功するよりも、失敗してでもどれだけの技術を確保したかがもっと重要だ。自国の技術で独自のロケットを開発して打ち上げ、再現性を持つ時、真の「スペースクラブ」に仲間入りできるのだ。宇宙発射体開発パラダイムの転換を通して真の宇宙技術を保有する宇宙強国への発展を期待したい。


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