開城職員の兄「金正日・金正雲の話をして拘束された」
開城(ケソン)工業団地で働いていた現代峨山の労働者ユ・ソンジンさん(44)は、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者に内定したといわれる三男の正雲氏らに関する言及が問題となって、北朝鮮政府に拘束されたと兄のソングォンさん(47)が伝えた。
ソングォンさんは14日「北朝鮮で金正日の話をしてはいけないのだが、金正日と金正日の妹(金敬姫労働党部長)、そして金正雲(キム・ジョンウン)の話をしたそうだ」と話した。また「一緒に働く人々に北朝鮮体制を批判したとも言っていた」と付け加えた。ソングォンさんはソウル峨山病院に健康検診のために入院した弟と話を交わし、こうした事実を聞いたと説明した。