◇国際交渉の懸け橋に浮上=政府と緑色成長委は、難航している温室効果ガス削減のための国際交渉で韓国が重要な役割を果たす、と期待を表した。 環境部のキム・チャンウ国際協力官は「韓国が開発途上国では初めて自発的削減目標を提示したため、先進国と開発途上国の間の交渉を促進する懸け橋的な役割を果たせるだろう」と述べた。 先進国は「2013年以降は中国・インドなど開発途上国の参加が必須」と主張しているのに対し、開発途上国は「先進国がまず画期的な削減案を出して模範を示すべき」と要求している。
しかし温室効果ガス排出量が世界10位の韓国が今後も開発途上国と見なされるかは疑問だ。 1960-2005年の累積排出量も世界16位であり、地球温暖化の責任を逃れるわけにはいかない。