【ニュース分析】「米国人記者の釈放」特使、朝米の政治的計算は
米ケーブルテレビ・カレントTV(サンフランシスコに本社)に所属する米国人女性記者ら2人が北朝鮮に拘束されてから4カ月が過ぎるにつれ、最近、米ワシントンDCでは、ビル・クリントン、ジミー・カーター大統領経験者らの名前が膾炙(かいしゃ)されている。
北朝鮮側が、平壌(ピョンヤン)を訪問し、釈放問題を解決する米国の特使として、2人の大統領経験者を希望しているということだ。ワシントンの消息筋は19日(現地時間)「北朝鮮が記者らの釈放問題について▽北朝鮮の法システムの認定▽遺憾の表明▽再発の防止--とともに、適した特使としてクリントン、カーター氏らを名指した」とした後「拘束されている女性記者ローラ・リンさん(中国系)と同氏の家族の電話通話を通じ、間接に米政府に伝えられたものと聞いている」と話した。