共産党の口はひどかった。 憶測と悪口で聞く人を怒らせた。 ずっと前に消えたソ連の話だ。
1984年6月。 ソ連の官営新聞ソビエトスカヤは、米ポップスターのマイケル・ジャクソンに向かって「米国人の関心を国家的な問題から遠ざける方法でロナルド・レーガン政権に追従している」と攻撃した。 最もひどいのは「白人の利益のために同族の黒人の魂を売っている」と非難した部分だった。
前の部分はその年の5月、彼が飲酒運転に対して警戒心を呼び起こした功労でレーガンから公共部門の奉仕賞を受けたのを非難したものだ。 後ろの部分は、彼が白人になりたいあまり巨額を投じて皮膚の脱色をしているといううわさを聞いての攻撃だ。 実際、10代のとき褐色だった皮膚の色は80年代に入って次第に薄くなった。 ちょうど人気と富を築いているときだった。 漂白説が出回ったのはその頃だ。