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北、拘束の米女性記者に労働教化刑12年

2009.06.08 14:23
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北朝鮮に拘束されている米国人記者ローラ・リン記者とユナ・リー記者に労働教化刑12年が言い渡されたと、北朝鮮朝鮮中央通信が8日報じた。

通信は「北朝鮮中央裁判所は4日から8日まで女性記者に対する裁判を行った結果、2人に労働教化刑12年を言い渡した」と明らかにした。また「2人の女性記者は意図的でなかったとしても不法に国境を越えるという重大な犯罪を犯した」と判決の背景を説明した。

 
AP、ロイターなど主要海外メディアは今回の判決について「女性記者に下された判決は米国政府の予想を上回る過酷な結果」と評価した。当時2人に対する裁判は、海外関係者の参観も認められないまま徹底的に非公開で行われた。 女性記者は中央裁判所が北朝鮮の最高司法機関であるため、今回の判決に対して控訴できない。

北朝鮮はその間、女性記者問題を国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁案をめぐる朝米交渉の主要カードと活用してきた。

米カレントテレビ所属の韓国系ユナ・リー記者と中国系のローラ・リン記者は3月17日、朝中接境の豆満江(トゥマンガン)近隣で脱北者問題を取材中、北朝鮮軍に拘束された。

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