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李国防相「北朝鮮が挑発すれば現場で断固対処」

2009.05.29 07:24
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国防部高官によると、李相熹(イ・サンヒ)国防部長官は28日「北朝鮮が挑発する場合、即時対応する」と全軍に指示した。

同高官によれば、李長官は「北朝鮮が韓国艦艇や警戒所、民間船舶などに先制攻撃を加える場合、現場の指揮官が判断、即時に対応すべき」とし「必ず勝ち、現場で状況を終結させねばならない」と強調した。

 
同高官は「当局は、北朝鮮が韓国海軍の艦艇や民間船舶に先制攻撃を加える場合、挑発してきた北朝鮮の海岸砲またはミサイル基地、警備艇などに対し、軍事的打撃で対応することにしている」と説明した。

非武装地帯(DMZ)で警戒態勢を敷く、前方の警戒所(GP)でも、北朝鮮が1発を発砲すれば、3発以上で対応する方針だ。海軍当局者は「北朝鮮の艦対艦または地対空ミサイルの攻撃に備え、韓国型の駆逐艦を前進配備した」と話した。北朝鮮が、ミサイルで韓国の艦艇を先に攻撃すれば、韓国型の駆逐艦に搭載されたSM-2地対空ミサイルで空中迎撃し、防ぐということだ。

ほかの当局者は「射程280キロメートルにのぼるスタンドオフ地上攻撃ミサイル(SLAM-er)をF15Kなど戦闘機から発射し、先制攻撃を行った北朝鮮基地だけを選別、精密に攻撃するという計画もあると聞いている」と伝えた。

一方、シャープ韓米連合司令官は同午前7時15分から、北朝鮮情報監視態勢のウォッチコン(WATCHCON=Watch Condition)を3段階から2段階に格上げ、北朝鮮軍への精密監視に乗り出した。


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