23日、ポータルサイトのサイワールドに「ともに生きよう」というコミュニティが開設された。「生きよう」(サルジャ)は「自殺」(ジャサル)を逆にうたったものだ。モニタリングと取り締まりを避けるためである。キム某容疑者(30)が作った。日雇い労働で生きていく彼には家がない。旅館などを転々とした。親など家族がいたが一緒には暮らしていない。結婚もしていない。ポータル側は自社スクリーン機能を通じて、開設の翌日24日、コミュニティを閉鎖した。しかしすでに遅かった。キム容疑者が伝達したオンラインメッセージを通じて自殺する意向がある人々がすでに接触した後だった。彼を含む6人が自殺に対する計画を立てた。方法は練炭ガスですることにした。ソウル新村のある公園で会った後、モーテルを取ることにした。
コミュニティに加入したイ某さん(26)は死のうとは思わなかった。好奇心で加入してから具体的な計画が進むのを見てびっくりした。彼は25日午後1時に警察に届けた。この日午後4時、会員たちが会うことにした時間だった。しかし慶南馬山(キョンナム・マサン)に住む会員が上京できず、約束が1日ずれた。警察は12時間の追跡の末、金さんを含む5人の所在を把握した。