江原道揚口（カンウォンド・ヤング）で再び集団自殺事件が発生し、１人が死亡、３人が重体となった。こうした自殺を図った事件は今月に入って江原道だけで５件目だ。

２３日午前１１時３０分ごろ、揚口郡楊口邑熊津トンネル隣近４６番国道交差点に駐車したサンタモ乗用車で、イ某さん（４０、ソウル中浪区）、パク某さん（１９、江原道春川市）ら４人が倒れているのを、住民のキム某さん（５９、女）が見つけて警察に届けた。発見当時、パクさんはすでに死亡、イさんら３人は隣近の病院に移され治療を受けているが重体だ。キムさんは「現場で乗用車の外に男性１人が倒れており、中に３人がいた」と話した。

警察の調査結果、これらが乗っていた乗用車の窓にはテープが付着し、乗用車の中には燃えて残った練炭と炭火を使う大きな火ばちが発見された。「自分の意思で逝きます」「１００％自分の意思で逝きます」「こうして逝けて幸せです」などの文字が書かれた手帳も見つかった。警察はこれらの住所がそれぞれ違い、最近の別の事件と手法が似ていることからインターネットのコミュニティなどで会って、自殺を図ったものとみて詳しい経緯を調査している。

警察関係者は「最近ポータルサイトの知識検索を通じて自殺の意思がやりとりされる点に注目し、この部分を集中的に分析しているが、自殺関連オンラインの集まりがますます巧みになって困難をきたしている」と話している。