カン・ジファン、「7級公務員」でまじめにコミカルな演技(2)
「ろくでもない」と「見たくもない」の中間ほどのイメージでいいと思いました。「“ママの息子~”は元々シナリオには“愛してる、ママ~”だけだったのが、コミュニティに書き込まれていた母子の対話を思い出して即興的に入れたセリフだそうだ。
◆大きなフレーム中でできあがった俳優=昨年、注目された「映画は映画だ」があったにもかかわらず、カン・ジファンは「7級公務員」を自分の本格的な初の映画に挙げたそうだった。「『映画は映画だ』は私に新人賞を含めて本当に多くのものを与えてもらったありがたい映画だが、私にはちょっと手に余る重荷だった。キム・ギドク、チャン・フン監督、ソ・ジソブさんのような方々と仕事をするという事実に威圧感も大きかった。『7級公務員』というタイトルを締めていたネクタイを解いて、監督が用意してくださった遊び場で思う存分よく遊んだという感じがします」