▽韓国は情報隠し

林昌勇は１日、東京入りした金寅植監督にけがの状態を報告した。 金監督は「痛いか？　それでも投げなさい」と答えた。 冗談か本気か分からない言葉であり、その後の対話はメディアに公開されなかった。

金監督は「再検診の結果を見る」と語った。 林昌勇は２日、慶応大病院でＭＲＩ（磁気共鳴映像）検診を受けたが、１回目の検診の結果と大きな差はなかった。 したがって再検診を受けた後も林昌勇のアジアラウンド登板の可能性は不透明だ。

金監督のスタイルから考えると、選手を無理に起用しない確率が高い。 ただ、最初から「林昌勇を使わない」とは断定しない考えだ。 骨には異常がないため、痛みが引けばピッチングは可能だ。 その時期が問題だが、林昌勇をあきらめないだけでも日本チームをかく乱できるというのが金監督の考えだ。


＜ＷＢＣ＞林昌勇の負傷めぐり韓日が情報戦（１）