2大会連続で欧州以外(2010年南アフリカ、2014年ブラジル)の地域で開かれるのは過去初めてだ。3大会連続でサッカーの宗主大陸である欧州で大会が開かれない可能性はないという見方だ。
2022年大会をめぐっては韓国の最大のライバルは日本だ。スタジアムはもちろん、宿泊施設や交通などインフラがアジアで最も整備されている。豪州はW杯を一度も開催していないオセアニアということが利点だ。また豪州がアジアサッカー連盟(AFC)に属していることも豪州には利点となる。昨年にW杯の大陸別巡回開催の原則が破棄されたが、米国の場合は1994年以降もっとも長くW杯を開催していない北米大陸という点で点数を取れそうだ。サッカー協会の劉永喆(ユ・ヨンチョル)広報局長は、「W杯招致は簡単ではない。しかし招致戦に出遅れ共同開催を引き出したよりはよい条件だ。FIFA副会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)協会名誉会長も力を入れてくれるだろう」と述べた。