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金大中元大統領、「北朝鮮は李大統領の非難中止を」

2009.01.16 08:35
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金大中(キム・デジュン)元大統領は15日、「北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に望みたい。北朝鮮は韓国政府、特に李明博(イ・ミョンバク)大統領に対する非難を中止すべき」と述べた。金元大統領はこの日、ソウルプレスセンターで開かれたソウル外信記者クラブの招きによる記者懇談会で、「オバマ政権と韓半島」というテーマで演説した。演説で金元大統領は、「互いに和解・協力していこうという6・15共同宣言と10・4宣言の順守を強調する北朝鮮が、これに逆行する非難をしているのは行き過ぎたもの」としてこう主張した。

オバマ次期米大統領のための助言もした。金元大統領は、「北朝鮮との核問題解決を優先視することを勧告する。オバマ次期大統領は大胆な一括妥結をするのがよい」と忠告した。また、「一度に与えるものは与え、もらうものはもらうこと。それが北朝鮮のような独裁支配で統制された国との交渉には有利だ」と付け加えた。

 
李明博大統領に対しても一言あった。金元大統領は「オバマ政権発足後、米朝関係が急進展する可能性があることを見過ごしてはならない。今のような南北が対立状態にあれば、われわれは疎外されるだけだ」と述べた。

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