飲むだけからボランティアへ…不況・寒さを吹き飛ばす忘年会
食べたり飲んだりだけの忘年会に代わり、寄付金を集めたり直接ボランティアを行う忘年会が相次いでいる。区庁のボランティアセンターにはだれをどのように支援すべきかを問う企業からの電話が相次いでいる。経済寒波の中、消費性の忘年会を取りやめ、周辺の恵まれない人たちを助けて1年を締めくくろうという趣旨だ。
瑞草区(ソチョグ)ボランティアセンターは先月中旬に管内の50社余りの企業に、忘年会に代わるボランティアプログラムを案内する電子メールを送った。視覚障害者の生活施設や老人福祉館などで10人前後の規模でクリスマスツリー作りや一人暮らしの高齢者のための上履き作りなどのボランティアができる。10人基準で30万ウォン(約2万円)の参加費が必要だが、企業からの反応は少なくない。ボランティアセンターのユン・ヨンミ広報担当は、「今月初めからクリスマス前まで9社350人がボランティア忘年会を行う」と明らかにした。行う企業は現代製鉄、BCカード、三星物産機械設備チーム、ウィロポンプなどだ。