自動車業界の再編が加速(2)…日本・韓国は減産で危機克服
◆日本・韓国は独自路線=日本のトヨタ・ホンダ、韓国の現代・起亜(ヒョンデ・キア)は独自の生存を模索している。 トヨタの全世界生産施設(提携含む)は1000万台にのぼる。 今年の目標だった920万台の生産から先月100万台を減産したのに続き、来年は750万-700万台に生産を減らし、今回の危機を乗り越える戦略だ。
ホンダはM&Aに否定的だ。 技術・文化の格差のためシナジー効果よりも危険要素が増えると考えている。 実際、90年代以降、自動車企業のM&Aのうち成功したのはルノー-日産と現代・起亜車ぐらいだ。