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写真提供=日本「ぐるなび」 |
女性顧客に限り割引サービスをする店もある。 男性に比べて女性は飲んで食べる忘年会を嫌がる、という判断からだ。 夜の時間が負担になる主婦をターゲットに「ランチ忘年会」セットを販売している飲食店もある。 外食業者ワタミは11月中に忘年会の予約をした客に限り、利用金額の50%を来年1月以降に使用できる食事券に交換するキャンペーンを始め、前年より20%ほど予約を増やした。
不況のため飲み物は持参し、料理だけを飲食店で購入する‘オフィス忘年会’が増えた。 日本フードサービス協会によると、‘オフィス忘年会’の増加を受け、忘年会の料理の宅配サービスを始める業者が続々と出てきている。 外食業者のつぼ八は秋から、銀座・大森など東京のオフィス密集地域で宴会用料理の宅配事業を始めた。 事務用品通信販売業者のアスクルは今年の春から専用サイトで飲食店配達予約サービスを始めたが、12月の予約件数は11月に比べて19%増えた。