中国輸出入銀行、「米ビッグスリー買いたい…100億元支援」
中国が金融危機以降に深刻な経営難に陥っているフォード、クライスラー、ゼネラルモーターズ(GM)の米自動車大手3社を買収する意向があることを初めて明らかにした。中国より技術力に優れた米自動車メーカーを安く買い取り、自国の自動車産業技術を育てようという戦略だ。オバマ次期米大統領がこれらビッグスリーを支援する意志を見せており、自動車が米国の中心産業である点を考慮すると、中国の意図が実現するかは未知数だ。しかしこの数年間の高度成長で莫大な資金を貯めている中国は、金融危機以降に外国の資源・人材・技術・食糧などを安く買い入れることに力を入れており、米自動車メーカーの買収にも関心を持ち続けるものと予想される。すでに温家宝中国首相は10月にロシアを訪問し、プーチン・ロシア首相との会談で金融危機で外貨不足に陥ったロシアのエネルギー会社に最大250億ドルを支援する代わりに、ロシアから年間1500万トンの原油供給を受けることで合意した。また上海など中国内30都市の金融機関は金融危機で失業状態となった米国内の金融人材を1000人以上スカウトすることにしている。