東京の会社員、石川徹さん(40)は先月から弁当を持って出勤している。 以前は会社付近のおいしい店を回りながら800-1200円(約1万1400-1万7000ウォン)の昼食を食べていたが、最近、弁当に変えた。 また仕事帰りに同僚と焼き鳥を食べながら楽しむ酒の席もできるだけ自制している。 減給やリストラの心配があるというわけではないが、最近の株式暴落で損失が出ているうえ、原油・穀物価格の上昇で電気料金・水道料・食料品価格など物価が上がっているからだ。 さらに「世界的な金融危機で日本企業の経営環境が悪化している」というニュースが相次ぎ、自ずと出費を減らすようになった。
石川さんは「幼稚園に通う娘(5)にも、一食200円(約3000ウォン)の給食の代わりに弁当を持たせて通わせている」とし「週末も旅行や外食は控え、家で家族と料理を作って食べたり、ゲームをしながら過ごすことが多い」と話した。